全国炭酸泉めぐり
2018.1.24
全国炭酸泉めぐり 第1回/世界有数の温泉大国日本の泉質について「単純温泉」
世界有数の温泉大国日本、3000もの温泉地があるそうです。その泉質は様々ですが、中でも数少ないと言われる貴重な「炭酸泉」。
「炭酸泉」が楽しめる各地の温泉をご紹介する前に、10分類されている泉質の種類をご紹介します。
まずは「単純温泉」
単純温泉
成分が単純という意味ではありません。柔らかい肌触り、癖がなく肌への刺激が少ないことが特徴です。アルカリ性単純温泉は入浴時に肌がすべすべする感触があります。1キログラムの温泉水の中に、溶残物質量が1000ミリグラム未満で、泉温が湧出時25℃以下のものをいいます。単純温泉は「湯あたり」を起こしにくい代表的な泉質と言えます。
温泉地
阿寒湖温泉(北海道)、薬研温泉(青森県)、花巻温泉(岩手県)、鳴子温泉郷(宮城県)、稲住温泉(秋田県)、猪苗代温泉(福島県)、鬼怒川温泉(栃木県)、箱根温泉郷(神奈川県)、越後湯沢温泉(新潟県)、宇奈月温泉(富山県)、九頭竜温泉(福井県)、下呂温泉(岐阜県)、鹿教湯温泉(長野県)、下田温泉(静岡県)、湯の山温泉(三重県)、湯村温泉(兵庫県)、洞川温泉(奈良県)、湯原温泉(岡山県)、湯本温泉(山口県)、道後温泉(愛媛県)、武雄温泉(佐賀県)、黒川温泉(熊本県)、由布院温泉郷(大分県)、別府温泉郷(大分県)など
泉質別適応症
浴用、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、不眠症、うつ、自律神経不安定症など